制作者のエゴを抜きにして対応ブラウザ(IE)のことを考えてみた

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インターネットエクスプローラー(以下IE)のサイトポリシーも変更されたんだし、制作者のエゴを抜きにして真面目に対応ブラウザを考えてみた。

Microsoft公式のIEのサポート

最新ブラウザしかセキュリティアップデートが受けれないそうです。

Windows Vista Internet Explorer 9
Windows 7 Internet Explorer 11
Windows 8.1 Internet Explorer 11

僕が管理しているアナリティクスデータから比較的アクセスの多いサイトの平均でIEのシェアが20%台、IEの中でも11が80%台、9が5〜7%の間ぐらいだったので、アナリティクスでの解析上は最新だけでありって数字です。

IE9に対応する理由

IE9に対応する理由はVistaの最新OSがIE9だからです。Vistaが発売された2006年はまだCoreDuoすら希少だった時代です。メモリも良くて2Gぐらいだと想定されます。

今のWebサイトで、そこを基準にすると厳しいものがあるので、場合によっては9も切り捨てた方が、多くの方が使い易サイトになる可能性が高い気がします。20%の7%だと1%強だし、多数決の考えの方が正しそう。

Vistaのサポートは2017年4月で切れる

Vistaのセキュリティサポートも2017年4月には切れます。って事は無理に9に対応するより9を切り捨てた方が、Webサイトとしての寿命は長そうです。

IEは9も抜いて最新バージョンの対応だけでいいんじゃない

もちろんターゲットにもよりますが、BtoCなら基本IEは最新だけでOKと思います。BtoBやちょっと特殊な機関はIEの対応が必要かもしれませんが、そんな方々のサイトのエンドもIEは最新以外使っていないと想定されます。

ちなみにGoogleもIE9はサポートしていないので、これからのWebを考えた時、対応は最新ブラウザだけだけど、それを活かして表示速度とかユーザビリティとか頑張るぜ!って考えにシフトする方がWeb制作者としては建設的そうです。