ターゲットを絞り込む方法と必要性と根拠となる数値

良い商品を良心価格で販売してれば売れる時代は終わったといわれています。 それが何を意味するか?ただ漠然と広告を出しているだけでは期待が薄いということです。 これからは、よりターゲットを絞り込み、絞り込んだターゲットに訴求して行く必要があります。 もちろんWebサイト作成時においてもターゲット選定は重要です。

ターゲットを絞り込む方法

ターゲットの絞り込みは極限まで絞り込むのが理想だといわれています。究極でいくと個人です。その個人のパーソナルな情報までイメージし、どのようなアクションを起こすか推測します。

例)

商材販路広告・販促価格
ピクルスの詰め合せ 自社Webサイト・楽天・ぐるなび アドワーズ・リスティング・楽天広告・ぐるなび広告 2,500円

補足事項として実店舗での顧客は20代から40代後半の主婦層でリピート率は高めです。

実店舗の顧客は20代から40代後半の女性とターゲットの範囲としては広すぎます。この情報にとらわれてしまうと、漠然としたプランしか打ち出せず厳密なターゲットの絞り込みができませんので、一旦この情報はわすれて絞り込みに集中します。

ターゲットを絞り込む根拠となるデータ

今回の根拠となるデータは総務省の公開データを拝見させていただきました。少し古いデータですが、商材が食品ですので、そんなに情勢は変わっていないだろうという算段です。 参照した資料によると食品の購買層は30歳から39歳の女性が高めで、女性のネット通販での購買層は37歳から44歳が高いので、 2つのデータが重なっている37歳から39歳の女性がターゲットに最適だと数値からは導きだされています。これは先ほど一旦忘れておいた実店舗での客層ともマッチングしています。

そしてその年代の女性がネット通販を利用する上でのこだわりは、

  1. 信頼
  2. 安心
  3. 低価格
  4. 日本製
  5. 長く愛せる

だそうです。今回の商材は低価格以外の要素は満たしていますで、正否の鍵はプロモーション次第ということになります。

37〜39歳の女性
既婚 独身
共働き 専業主婦 社会人 家事手伝い

デザインとキャッチコピーを導きだす

Webサイト作成時のデザインとキャッチコピーを導きだすためにはターゲットの外見的なイメージや喋り方などをイメージすることも大事です。ちなみに外見的なイメージは同年代の有名人の方々を思い浮かべると想像しやすくなります。 同年代の有名人ですと辺見えみり、山本モナ、瀬戸朝香、内田恭子、観月ありさ、中谷美紀、たくさん奇麗な方がいすぎて困ってしまいます。芸能人と比べるのはどうかとは思いますが、雰囲気ぐらいはつかめます。どのような外見の人をターゲットにするかによってターゲットにささるデザインもコピーもちがいます。主婦、独身、子どもはいるのか?世帯年収は?など それぞれライフスタイルがちがいますので、ニーズもそれぞれあるという事です。

一言でターゲットの絞り込みといってもマーケティング要素がふんだんに絡んできます。 根拠となる数値を導きだし、明確にターゲットを「見える化」するのはホネですが数値や具体的なイメージとして存在させることにより計画がブレにくくなりますので Webサイト作成においても戦略的な面においてもとことん取り組むべきでしょう。