EFOで問合せ件数を増やしコンバージョン率アップ

EFOとはエントリーフォーム最適化の略でエントリーフォームを見直しエントリーフォームからの問合せ件数を増やすことを指します。使い勝手の悪いエントリーフォームはコンバージョン率が上がらない原因にもなりますので、コンバージョン率が低い場合は特にEFO検討の必要があります。

お問い合わせフォームや資料請求フォーム等で、入力項目数が多すぎたり、フォームのシステムが不親切で「面倒だからもういいや」ってなったことはありませんか?私の場合は以下の項目に当てはまると高い確率でフォームから離脱してします。

  • 入力項目が多すぎる
  • 半角数字がチェックを通らない
  • 入力ミスのエラー項目が不明瞭

中でもぶっちぎりで不便だったのは半角カタカナでないとチェックが通らないフォームです。私が普段Macを使っていて半角カタカナを入力する機会は皆無に等しいので、即離脱しました。

問い合わせる気があるのに離脱されるようなフォームはただの機会損失でしかありません。折角そこまでの誘導がうまく行っていても、最終段階で失敗してしまっては、それまでの苦労が台無しになってしまいます。

具体的なEFOエントリーフォームの最適化とは?

  • 入力項目を必要最低現に減らす
  • 入力項目をわかりやすくする
  • 入力の手間を減らす

などがEFOの主な施策です。

入力項目を必要最低現に減らす

問い合わせたいと思っても入力項目数が多いと面倒に感じてしまいそれだけで離脱してしまう場合があります。ご自身でも経験がありませんか?入力する側になって考えれば名前が性と名で別れていたり、郵便番号や電話番号が-(ハイフン)区切り毎に、別項目になっているのも入力に手間が掛かることが判るはずです。極力1つのテキストフィールドにまとめ入力の手間を軽減させます。

入力項目をわかりやすくする

記入例を儲けたり必須項目を明確にするなどし、ユーザーが起こすアクションをわかりやすくナビゲートする必要があります。ターゲットにもよりますがWebサイトの利用者はインターネットリテラシーの高い人ばかりではありませんので、「これぐらいわかるでしょ」的な概念は捨てたほうがいいでしょう。

入力の手間を減らす

最初の項目とかぶっていそうな見出しですが、こちらは技術的な工夫で入力の手間を軽減する趣旨です。 名前の入力と同時にふりがなを自動入力、郵便番号から以降の住所を自動入力、全角英数字を自動で半角に変換するなど極力ユーザーの手をわずらわすことなく、フォーム側で回避できることはフォーム側で行う親切設計に努めます。

EFOの障害

私の経験則ですがEFOの障害はクライアント側にあることが大半です。項目数もですが会社のデータベースの型と合わせるために、性と名は分けなくてはいけない、電話番号や郵便番号も同様の理由でわけなくてはいけないなどの売り手都合による障害です。売り手の都合でモノが売れる時代は終焉を迎えたといわれています。ここは売り手都合でなくユーザー都合にシフトしていただき、もっとベネフィットを意識したWebサイト運営を心掛けていただければと思います。