年間かなりの数のWebサイトを制作しているとクライアントの要望とWebサイトのゴールがズレている場合があります。
納品第一主義で行くのならクライアントの要望に沿えば良いだけなので簡単なのですが、そのような場合かなりの確率でWebサイトで成果をあげることが難しくなりますので、要望を鵜呑みにするわけにはいきません。
結果とプロセスのズレは思い込みの強さで起こる
要望とゴールがズレると言うことは、結果とプロセスがズレているということです。野球選手になりたいのにサッカーの練習をしているのと同義です。
なぜこのような事態になるのか?
それは思い入れや思い込みが強いからです。思い入れや思い込みが強い事案に対し、真っ向から否定してしまうと、余計に意固地になり意見に耳を傾けてくれなくなりますので、懐柔策は時間をかけて丁寧に行う必要があります。
要件を細分化し一つ一つYesを引き出す
大枠では了承を得られない事柄であっても要件を細分化し一つ一つ了承を得ていくことにより事態が好転する場合があります。
要件の細分化で問題の核に出くわすこともありますので、結果とプロセスがズレるような致命的な問題は、プラスに働く要因を増やす努力が必要です。
Webサイト制作でユーザーを置いていってはいけない
クライアントの要望でエンドユーザーのこと完全に無視してるなぁって要望もあります。エンドユーザーを無視して制作したWebサイトで成果が上がる事は稀です。
我々Web制作者は納品も大事なのですが、業界全体の評判を落とさないためにも、よりよい懐柔策をアーカイブしていく必要がありますね!