パンくずリストって本当に必要?パンくずリストはサイト内での自分の現在地を把握しやすくするための階層を表したナビゲーションです。ページの上部や下部に配置されていることが一般的です。
パンくずについての考察にSEO的な視点を混同してしまうと純粋な判断できなくなっちゃうので、SEO的な視点は抜きにして考えます。
なぜパンくずが不要に思えたか
実はページ下部にあるパンくずについては、不要だとは思っていません。不要だと感じたのはページ上部にあるパンくずリストです。
ページ上部にあるパンくずが不要に思えた理由
ページ上部にあるパンくずリストが不要に思えた理由は、ほとんどのユーザーが利用しないのでは?と考えたからです。
コンテンツを読み進めてから、わざわざページ上部に戻ってパンくずを利用するとも思えませんし、アクセスしてすぐにパンくずを利用するとも考えにくいからです。
セグメントされていないコンテンツだった場合パンくずを利用するのか?
自然検索により訪れたユーザーにとってセグメントされたページでなかった場合、ページ上部のパンくずリストは同一カテゴリーの他のコンテンツを訪問するきっかけになるかもしれません。
しかし多くの場合セグメントされたページでない場合は、離脱して他サイトへ移ると考えるのが自然です。
ヒートマップで検証してみた
実際にヒートマップを使ってパンくずがクリックされている&見られているか検証してみましたところ一定数利用されているという感じです。
この一定数をどう考えるかが、要不要の鍵になりそうです。
しかしパンくずリストは必要だ
多くのサイトがパンくずリストをページ上部に配置している以上、ページ上部にパンくずリストが必要だという考えもあります。
特別な理由がない限り当たり前は当たり前の方が望ましい
多くのサイトで採用されいるということは、ユーザーがパンくずリストをWebサイトに有る当たり前のナビゲーションだと認知している可能性が高いです。
あるべきものがあるべき所に無いということは案外ストレスに感じるものです。
場合によってはページ上部にパンくずが無いだけで使いにくいサイトだと判断されてしまうかもしれません。
そんなときのABテスト
どちらも理にかなっている場合はABテストを行うのが一般的です。指標となる項目を定め数値により判断します。
パンくずの場合はページビューが増えれば正解なのかな?
ABテストの結果はなんらかの形でご報告いたします。では!