その残業無駄かもしれない!?最適な睡眠時間

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効率的な睡眠時間は何時間だろう?色々な情報が錯綜していて、どれがベストな睡眠時間だとは断定できずにいます。

目覚めの良い睡眠サイクルは90分

何時間がベストだ!ってことは分かっていなくても、目覚めの良い睡眠サイクルが90分だということは有名な話です。レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルです。

6時間睡眠は気付かないうちに認識力が落ちる

48名の被験者を4時間睡眠、6時間睡眠、8時間睡眠のグループにわけ実験したところ8時間睡眠のグループに比べ4時間睡眠のグループは最初から低いパフォーマンスと認識力。

6時間睡眠のグループも最初のうちは8時間睡眠のグループと遜色ないパフォーマンスを発揮しますが2週間後には2日間完徹した人と同じぐらい、パフォーマンスと認識力が落ちたそうです。

ちなみに厚生労働省の調査結果によると日本人は7時間未満の睡眠をとっておられる方が多いので、この実験通りなら生産性が低い国ということになります。

7.5時間が理想の睡眠時間?!

6時間以下の睡眠は何かと効率が悪いとのことで次の候補を90分サイクルで考えると7.5時間になります。

寝つきにかかる時間が30分だと想定しても8時間は担保しておかなければなりません。7時起床だと23時には就寝準備に入らなければなりません。6時起床だと22時!!

残業が当たり前の僕らのような業界ではそもそも22時なんか帰宅してね〜よ!ってこともあります。

日本の悪しき風習、長時間働く人間が偉くて早く帰りにくい環境

理想の睡眠時間が8時間だったとしても、日本の社会にはびこる悪しき習慣がそれを許しません。長時間働く人が偉いって感覚があるので、早く業務が終わった人も帰りにくいって現実があります。

悪しき風習が生みだした負のスパイラル

実験結果が全てとは言いませんが、十分な睡眠なしで、最適なパフォーマンスを発揮できるとは思えません。もしかしらた十分に睡眠が取れる環境であれば、残業なんかしなくても時間内に終わる作業なのかもしれません。

慢性的な睡眠不足の解消は週末で補えるものではありませんので、生産性向上を目指す会社経営者の方は何かしらの対策が必要です。

もしかしたらその残業は無駄な労力なのかもしれません。