思い入れが強い事案ってそのことばかりに目がいってしまって、視野が狭くなってしまうことがありませんか?
思い入れが強い事案こそニュートラルな思考をもってして取り組むべきだと考えます。
手段が目的に変わってしまう
物事に取り組む祭には必ず目的があります。目的に対して目標を設定し、目標をクリアするために手段が、存在します。
例えば「売上アップ」という目的に「25%アップ」という目標を掲げ具体性をもたせます。そしてそれを達成するための手段をチョイスします。仮にコンテンツマーケティングに設定したとします。すると以下の様なプロセスになるわけです。
コンテンツマーケティングによるインバウンドで25%の売上アップを図る。
この中で最も重要なのは何でしょうか?
いうまでもなく目的である「売上アップ」です。つまり他にも目的を達成できる良い方法があるのなら手段は代換が効きます。
キャンペーン告知をDMなどのアウトバウンドで行い25%の売上アップを図る。
油断してしまうとつい、目的を忘れ手段が目的に変わってしまう場合があります。そのことだけは常に念頭に置いておく必要があります。
視野が狭くなる原因
手段が目的に変わってしまわないことは、理解したとしても、実際に目的を達成するために手段が必要です。
思い入れが強いのは「手段」にある程度の算段がついている場合だと思います。
算段通りにうまく事が運んでいる時は良いのですが、うまくいかない時、それに固執するのは危険です。
しかし、思い入れが強ければ強いほど視野を狭めてしまい、やり方が悪いからだとかメカニック的な事に固執してしまい本質を見失ってしまう場合があります。
その手段が最適なのか?再考してみる
結果的にその手段が最適であれ、その手段が本当に最適であるのか、再考してみる事も時には必要です。
もしかしたら何か見落としている可能性や、現状とマッチングしていない場合もあります。
- 企画した時期
- 実行した時期
- 企画した時期の競合の取り組み
- 実行した時期の競合の取り組み
- 世間の関心
思考をニュートラルにして客観的・俯瞰で捉える
兎にも角にも凝り固まった思考ではなく、多角的かつ柔軟に物事を捉える目は常に必要だという事です。
常にシミュレーション通りに、物事が進行する何て事はあり得ませんからね!


